独走スターリンクⅡ

 米戦略国際問題研究所の調べによると、08年に打ち上げに成功したスペースXのロケット「ファルコン1」では低軌道衛星1kg当たりの打ち上げコストは1万2600ドル。それが18年の「ファルコンヘビー」では1500ドルまで下がったと見積もっています。なんと10年で10分の1です。この秘訣は期待の再利用にあります。最初は一部でしたが、最新ロケット「スターシップ」では期待の完全再利用を目指しています。業績も黒字転換し、スターリンクとの契約数は、ここ3年で260万契約に達しています。To be continued.