4回目は中国EVに名乗り出た、スマートフォン世界大手である小米(シャオミ)をとりあげます。初めて発売した電気自動車が好調で、衝撃的な価格設定もあり、すでに10万台を超える予約があったと発表しました。過去最高のヒットになりそうです。その理由はコストパフォーマンスの高さにあり、航続距離の長さ、時速100㎞までの時間の速さ、そして価格です。いずれも最大手のテスラを上回り、特に価格は最高モデルで半値以下、通常車種でも3万元(日本円で70万以上)安いのです。この破壊的な価格が小米ファンの心をわしづかみにしたといっても過言ではありません。ただ中国EV全体を見ると赤字企業が多く、撤退する企業も多いのが現状です。今後の展開がどうなるのか見ものです。