先日ある方の講話を聴いて少し目からうろこだったので綴ります。「薬漬け」と効くと、高齢者に過剰な薬を処方し、飲み切れずに大量廃棄するといったイメージでした。ゆえに医者は収入もそれなりだと感じていました。しかしその講話では、今は薬や手術の効果が高く、また治癒率も高いため、言葉は悪いですが、内科や外科は儲からない。儲かるのは心療内科だという話でした。なるほどと感じました。精神的疾患という現代病にはカウンセリングと投薬がセットです。しかも様々なケースがあり、精神的に強くない人が増えている現状では、社会人の躁うつ病だけではなく、マタニティーブルーや産後鬱、子供のADHDなど多方面に広がっています。円熟した先進諸国では、食べることで精いっぱいな発展途上国とは異なる病気が蔓延しています。豊かになることが必ずしも幸せにつながるわけではないのでしょうか。