父が亡くなって今日で29年になります。毎年思うのは生前もっと言葉を交わしておけばよかったということです。大学で上京してからは、1年に1回会うくらいでした。また結婚してからは子育てもあり、闘病中の父を思う余裕がありませんでした。特に在学中からは自立してすべて自分でやってきたという自負があり、自分はもう親とは独立した存在だと思っていたせいもあります。ゆえにあまり帰省することもなく、月に一度ほど電話で話をするくらいでした。父が亡くなり子供たちが大きくなるにつれ、父の存在が大きくなったようです。20年ほど前に成田に墓を作り、今は毎月命日に墓参しています。墓前で毎回父に語り掛けてます。「家族の絆」を感じつつ…。