温暖化による漁獲量の変化

 日本近海の水温はここ100年で1.24度上昇して世界平均を上回っています。その結果暖水系の魚介類は安定・増加傾向にありますが、不漁が続いている魚種のほうが多くなっています。サンマはこの10年で9割以上減、スルメイカも9割減、サケ類は6割減、アジは7割減となっています。世界的に見ても我が国の漁獲量は右から下がりが続いており、資源管理の必要性が高まっています。