65歳の崖 その1

 先日65歳を迎え、高齢者の仲間入りをしました。昔は65歳で働いている人はそう多くなかったはずですが、今や65歳以上の就業者は過去最高を記録し、912万人となり全体の13.6%を占めています。全労働者の7.5人に一人という計算です。ただ多くの場合、60歳と65歳時点、もしくは両方で大幅に賃金を下げています。これを「崖」と評しています。定年を60歳から65歳へと引き上げた会社が多くなり、また深刻な人手不足が続く中、この問題はよりクローズアップされていくでしょう。この問題を数回にわたり取り上げます。「崖」とは…。To be continued.