高齢者を中心に農業従事者が激減していますが、一方就農を目指す10代や20代の若者が増えているそうです。例えば2015年の20~24歳は約6500人でしたが、2020年には約1万1000人でした。約4500人増えています。この現象に一役買っているのがクボタなど大手農業機器メーカーが展開している「スマート農業」です。これは最新技術を使った自動ロボットや営農支援システムなどがあり、農機の操作だけでいえば1年で一人前になれるという優れものです。生産管理や農業経営まで含めると5年はかかるそうですが、今後はAIを活用した機能を追加する計画もあり、若手農業従事者にとって心強いツールとなり、農業の再興に向けて明るい材料となりそうです。