自転車は車だという認識③

 先月より道交法が改正されて、自転車に罰則規定が施行されました。酒酔い運転は無論のこと、ながら運転にも課せられます。ドライブレコーダーの普及により、自転車の過失が立証されて、過失割合が今までとは大きく変化しています。10歳の子供が運転する自転車が、赤信号を無視して車に衝突し、車の修理代を請求された裁判で、一審、二審とも自転車の過失を10割と認める判決を出しました。上告しているので結審ではありませんが、自転車を交通弱者だけの存在から、操作次第で一種の凶器にもなるという認識は必要です。自転車に関係する交通事故は年々増加し、死者も出ているのですから。