凧あげ

 正月の風物詩です。凧あげは平安時代に伝わり、当初は貴族の遊びだったものが、その後戦においては狼煙代わりに用いられました。江戸時代になると庶民に広がり、またさまざまな意味や役割を持つようになりました。例えば「立秋の季に空を向くは養生のひとつ」と言われ、暦の上で1年の始まりを表す立春に空高く上がった凧を見上げ、健康を祈願していました。このほか「祝凧」「連凧」「けんか凧」「大凧」ンなど様々な凧も存在します。大人になってからは一度も凧あげをしていませんでしたので、今年は挑戦することにします。