蹴鞠

 蹴鞠h約1400年前に、飛鳥・奈良時代に中国から伝わった球技の一種です。最初は貴族から、後に武家や神官、民衆まで広く親しまれていきました。現代でも日本各地の神社で年中行事として行われています。蹴鞠は勝敗を争うものではなく、蹴るときの姿の優美さや、音の美しさを楽しむもので、数人が円陣となって、その毬を地面に落さないように蹴り合います。従って相手が蹴りやすいように毬を送るのが重要になります。「雅」な球技です。