今回は永井豪氏を取り上げます。石ノ森章太郎のアシスタントを経て、22歳でデビュー。代表作に『ハレンチ学園』『デビルマン』『マジンガーZ』などがあります。少年漫画の世界に性やバイオレンスの表現を大胆に取り入れ、後続の漫画家に大きな影響を与えていますが、当時は子供を持つPTAからの批判が殺到したものです。このころから現在に至るまで第一線で活躍している漫画家であり、また現存する四大週刊誌および休刊した週刊少年誌すべてに連載経験を持つ唯一の漫画家でもあります。現在79歳で、日本漫画家協会理事を務めています。