博報堂生活総合研究所の調査「生活定点」のよると、以前は大きかった世代による価値観や嗜好の違いが、年々小さくなっていることが判明しました。このような現象を「消齢化」と呼びます。インターネットなどSNSの普及が背景にあり、全世代が等しく幅広い情報を得られるようになったことが要因の一つです。年相応ではなく元気な高齢者は、新たな分野に挑戦する傾向にあります。世代を問わず共通の関心事や趣味を持つことができるようになりました。このように世代を超えた人々の交流は加速していくことでしょう。新たなことへ挑戦することは生きる力を高めることにもつながります。