産業の米

 これは日本の経済用語の一つです。米は私たちが生きる上で欠かすことのできないものであることから、幅広い分野で利用され、産業全体の基盤となる、生活に必要不可欠なものを指します。『鉄』はかつて産業の米と呼ばれました。自動車産業や建設業など多くの分野で用いられ、高度経済成長を支えたからです。その後は『半導体』がそれを担い、最近では『人工知能』や『データサイエンス』が次の産業の米になると考えられています。時代と共に変化しているのです。